こんにちは、管理人のたこすです。
本日は為替についてわかりやすく解説します。
最後にはあなたの勤める企業が円安と円高でどう影響を受けるか図で説明します。
円安と円高とは
通貨の種類
僕らが使っている円ですが、実は1秒ごとにその価値が変動してます。
世界には180を超える通貨があり、それらに対する円の価値が取引によって変わっているのです。
一番使われている通貨は?
圧倒的にドルです。流石アメリカ。
次いでユーロ、円の順番で流通しています。
ドルが4割、ユーロと円が1.5割くらいのイメージです。
円高とは
円の価値が高くなることです。
分かりやすく事例を使いましょう。
1ドル110円が100円になりました。これは円安?円高?
答えは、、、円高です。
解説していきましょう。
1ドルが110円で売ってました。これが100円になりました。
今まで110円で買えたものが100円で買える。つまり円の価値が上がっているのです。
円の価値が高まる=円高というわけです。
円安はこの逆です。
円高は実は日本にとって良くない?
実は、円高は日本経済にとってマイナスです。
円高って海外旅行も安く行けるし、海外のものを安く仕入れられるしで嬉しいことしかないですよね。
これが日本経済にとっては逆なんです。
日本は輸出産業
日本の企業はモノを海外に売って儲ける輸出企業が大半なんです。
海外では基本的にはドルで売買されているので、同じモノを売った時に円高になってしまうと売り上げが減ってしまうのです。
例えば、日本で一番大きな会社はトヨタですが、トヨタも売上の7割以上が海外なんです。
これが、円高が日本にとって良くない理由です。
自分の会社は円高と円安どっちに有利?
それでは、自分の会社に当てはめてみましょう。
簡単にわかる様に図を作ったので、見てみて下さい。
あなたの会社はどうでしたか?
為替に詳しくなると株価の動きも分かる
円高になると輸出企業が辛いということがわかりました。
つまり、大きな円高の時には輸出企業の株価が下がりやすくなるし、円安になると逆に値上がりします。
投資を勉強するときは為替について基礎知識も必要になりますので、勉強しましょう。