【何年目で年収1000万?】メガバンクの階級制度を比較してみた【人事制度】【出世】

メガバンク

こんにちは、管理人のたこすです。

本日はメガバンク行員の年収についてです。

よくメガバンカーは1000万プレイヤーと言われますが何年でどのくらいの人が年収1000万に到達するかまとめました。

※管理人の独自取材に基づく情報なので一部異なる可能性があります。

メガバンクの階級制度

まずは下の図をご覧ください。メガバンクの階級制度です。

少しタイミングにズレがありますが大体各行横並びの人事制度になっています。

7〜8年目まではほぼ横並び

各行大体7〜8年目まではほとんどの行員が自動的に昇給してしていきます。

最初の勝負は7〜8年目

三菱UFJは7年目、三井住友とみずほは8年目で昇格のイベントがあります。

ここで昇格できるかどうかで後の銀行員人生を大きく左右するといわれています。

各行の昇格時の年収と昇格率

最初の昇格率はみずほが高めです。

三菱UFJ
  • 昇格時年収:1000万円
  • 昇格率:60%
  • 女性の方が昇格しやすいという情報も

三井住友
  • 昇格時年収:1000万円
  • 昇格率:45%
みずほ
  • 昇格時年収:1000万円
  • 昇格率:70%

次の勝負は10〜11年目

各行の昇格率はかなり低くなってきます。

また、みずほの年収が他行より低くなってきます

各行の昇格時の年収と昇格率

三菱UFJ
  • 昇格時年収:1200万円
  • 昇格率:30%
  • 女性の方が昇格しやすいという情報も
三井住友
  • 昇格時年収:1200万円
  • 昇格率:50%

みずほ
  • 昇格時年収:1100万円
  • 昇格率:50%

15〜16年目には経営職階層

ここまでで同期はかなり淘汰されています。経営職階層になると組合から外れ、残業代が一切つかなくなります

各行の昇格時の年収と昇格率

三菱UFJ
  • 昇格時年収:1400万円
  • 昇格率:30%

三井住友
  • 昇格時年収:1400万円
  • 昇格率:30%
みずほ
  • 昇格時年収:1300万円
  • 昇格率:30%
  • 残業がなくなる分年収が目減りする人も

20年目以降は競争が激化

この後は熾烈な支店長争いです。メガバンクは各行支店が300店舗くらいしかないほか、今後はリストラで支店の数は減っていくため、かなり厳しいです。

ただし、大きな支社や本部の部長になると2000万円クラスの年収になることも。

最短で出世するためのコツ

各メガバンク行員からの取材で多かった出世のコツに関するコメントです。銀行によって印象も違いました。

出世のコツ
  • 上司との相性や支店の格、運(三菱UFJ)
  • とにかく数字をあげること(三井住友)
  • 失敗しないこと(みずほ)

銀行員人生は短い

ここまででメガバンク行員の年収が高いことがわかりましたが、実はこの年収は長続きしません。

50代前半で役職定年

銀行員は50代前半で役員になっていない限りは役職定年を迎えて年収が6割くらいまで減ります

定年後は関係会社や取引先に出向

役職定年後は銀行系の別会社か、取引先企業に出向し、第二の人生が始まります。それまでの経験や役職に応じて出向先での役職も変わります

出向後に大活躍するメガバンカー

出向後にも活躍するメガバンカーはいます。

三菱UFJ出身では任天堂の元社長が有名ですね。

三井住友だと日本郵便の元社長、みずほだと西部ホールディングスの社長が有名です。

まとめ

まとめ
  • メガバンカーの多くは30代前半で年収1000万
  • 出世のポイントや比率には各行ばらつきあり
  • 50代前半で年収は半減して出向
  • 出向先はそれまでの経験やポストに左右
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